Nexus9のTWRPをMod版に更新してみた
Nexus9のリカバリは定番のTWRPを使っています。しばらく旧バージョンの2.8.2.1のままだったんですが、今日は年末に公開された新バージョン2.8.3.0に更新してみました。
せっかくなので「FIRE-ICEカーネル」の作者USBhost氏が改変して公開している「Modded TWRP recovery」を入れてみます。
通常のTWRPからの改変点は
- LZ4 圧縮をサポート
- 「Factory reset」で「/data」を暗号化しない
- UIを少し改良
とあります。LZ4でバックアップの速度改善が見込まれるかも。あと暗号化も必要ないですし。
準備
以下のXDAのスレッドで公開されています。
[Kernel] [1/11] FIRE-ICE [K5 testing] [Modde… | Nexus 9 | XDA Forums
投稿#2にファイルへのリンクがありますので、ダウンロードしてNexus9の端末内に保存します。
PCに繋いでコマンド打つのも面倒なので、『Flashify (for root users)』でリカバリを書き換えます。事前にアプリをインストールしておきます。
以前紹介した記事です。
カスタムリカバリのインストール方法
『Flashify (for root users)』を起動します。カスタムリカバリをインストールしますので「Recovery image」をタップします。
リカバリイメージのファイルは事前に用意しているので、「Choose a file」をタップします。
端末に保存しておいたリカバリファイルを選択します。今回は『test.3.R5.img』をタップします。
「ファイルのピックアップ」ダイアログが出ますので、「Android標準」をタップします。
「Flash recovery?」と尋ねられますので、「Yup!」をタップします。
Flash中です…
Flashが完了したので再起動します。「Reboot now」をタップします。
自動的にリカバリモードで起動します。
無事に起動しました。Mod版といっても見た目は普通のTWRPですね。
今回はTWRPの更新だけなのでこれで終了です。